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ニュース2016.11.16

カリフォルニア地域産業と英語研修プログラム2016の成果報告会を行いました

 11月5日(土)、松本キャンパス中央図書館2階セミナー室にて、2016年9月1日から9月23日に信州大学の協定校カリフォルニア州立大学チコ校で実施された「カリフォルニア地域産業と英語研修プログラム2016~カリフォルニアにおける地域活性化の体験型学習と実践英語研修プログラム~」に参加した学生による成果報告会が実施されました。

   

Chico2016_houkokukai.JPG

 参加した学生はそれぞれ学習成果(英語及び地域産業)、現地での生活、今後この経験をどう生かしていくか等についてグループ内で個人発表を行ったあと、グループごとに成果をまとめ、パワーポイントを使い英語で発表しました。

     
    
Chico2016_Japaneseclass.JPG

 現地の英語授業ではそれぞれのレベルごとにリスニング、スピーキング、ライティングの授業が行われ、アジア諸国、南米、中東などからの留学生とともに英語を学びました。またチコ校で日本語を勉強している学生とグループワークを行ったり、現地学生や他国の留学生とともに模擬授業に参加するなど、チコ校の大学生と英語・日本語を交えて交流し多くの友人ができたことは参加者にとって大きな財産となったようです。

   
 
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 地域産業については、現地の農場(Lundberg Family Farm)、クラフトビール工場(Sierra Nevada Brewery)、大学付属農場(Chico State University Farm)の3箇所で品種改良や電力の自給、地域との関わりなど、アメリカの小さな町から全米及び世界に展開する農場・企業の取組みを学びました。また英語による地域活性化に関する講義などを体験して留学を具体的にイメージし、海外で学びたいという気持ちを強くした参加者もいました。

   
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また、参加者は全員、チコの一般家庭でホームステイをしました。初めのうちは、なかなかアメリカ人の家族とのコミュニケーションが取れなかった参加者が多かったようですが、徐々に慣れ、英語で自分の希望を伝えたり、わからないことはわかるまで質問する粘り強さを身につけ、自然とリスニング力やスピーキング力も向上し、外国人と話すことに積極的になったという学生が多かったことが印象的でした。

 週末にはホストファミリーと出かけたり、チコ校附属の語学学校で主催する様々なアクティビティに参加して、クラスメイトと交流を深めました。

     
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 出発前のガイダンスでは少し緊張しているように見えた参加者たちも、今回は皆堂々と英語によるプレゼンテーションを行い、グローバル人材として踏み出すためのよいきっかけとなったことが伺えるすばらしい成果報告会となりました。

 (なおこのプログラム参加者の一部はJASSO海外留学支援制度の奨学金および「信州大学知の森基金を活用したグローバル人材育成のための学生への短期海外活動支援」の支援金を受給し、参加しました。)